現在の歯科インプラントとは、顎の骨の中に歯根状のチタン製のスクリューをいれて、歯の代わりとする治療法をいいます。「第二の永久歯」という方も多くいます。
医療の現場では、最近インプラントはかなり普及してきています。整形外科では、骨折した際の補強としても、そして癌などで欠損した部位に対してのアタッチメントとしても使われてきています。
歯科では、歯をなくした際によく使われるようになりました。紀元前前にも人間は歯をなくした際に、貝殻や木片を刺して歯の替わりにしていた時代もありました。とっても痛そうですね。
でも、それでも良いから人工の歯を入れようとしてきたのです。それ以後も、さまざまな金属がいろいろ試されてきては、あまりうまくいかない事が続いてきました。
1965年にスウェーデンのブローネンマルク博士が、チタンが骨と結合をすることを発見し、それ以後チタン製のインプラントが歯科に使われるようになりました。
当初は、歯内骨内インプラント(歯の中にドリリングをして骨まで穴をあけてねじ状のものを骨まで突き刺すようなもの)や骨膜下インプラント(骨膜の下に鋳造したフレームを固定するもの)が臨床でも使われてきましたが、いい結果はまねかず、すたれていきました。
日本のメーカーが発表したバイオセラムも安定せず、骨の中で少し動くものでした。
その後、次第に純チタン製の歯根タイプのインプラントが各社から発表されるようになりました。このタイプのインプラントは、おおむね成功率が高くなり、多くの患者さまに適用されるようになり、満足できる結果をだすようになりました。
実際、緑幸会では開業してからインプラント治療をしていますが、1000本以上入れた中でだめになったインプラントは10本程度で、そのすべてが2回目の手術により成功しています。現状では99%以上の成功率を保っています。
もちろん、骨が安定しにくい場合やブラッシングがあまり上手ではない場合などにより、成功率がずっと99%が続くとは考えていません。
ただし、世界的に見ても熟練した歯科医師が基本に忠実にインプラントをすることにより、98%程度の成功率があります。
ですから、今後もこれくらいの成功率があるでしょう。歯科治療の中でもっとも成功率の高い治療の一つといえます。
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